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Dr.トルク 
トルク/アングルレンチとSCHATZ独自開発の計測と統計分析、表解析、証明書発行機能などの統合ソフトウェアーCEUS.8.2をセットした、実験室でも製造現場でも使用できる最新装置

portable
本体搭載機能

計測モード
Track: 計測トルク値をコントロールパネルのディスプレイに表示、計測値は記憶保存されない。
Peak: 計測トルク値をコントロールパネルのディスプレイに表示、計測中の最大トルク値が記憶保存され表示されます。
Preset: 目標トルク/目標角度、あるいは目標角度/目標トルクが設定できます。
コントロールパネル上のLEDが目標値に対する割合により順次点灯警告し、目標値に達すると振動と信号音でも警告。
Routes: 計測統合ソフトCEUS 8.2を使い、増し締めトルク計測をするモードです。 VDI2645-3の計測手法を完全に具体化できます。 計測後のグラフ解析や統計的解析値が随時コンピューターで表示させることができます。
1st Move
    Torque:
CEUS 8.2統合ソフトを使用せずに増し締め計測するモードです。 角度とトルク値だけが記憶/表示されますが、グラフ表示や統計的数値は計算されません。
Yield Point: オプションモードです。 降伏点計測専用モードです。
Information: バッテリー充電状態、日付の設定ができるモードです。
Memory: 本体に記憶されたメモリーのモニータリングと削除、あるいはグラフのセーブができます。
Quick-Start: 目標トルクと角度、及びそれぞれの較差を予め設定し、このモードで即計測に入ることができます。
Release-
    Fasten:
戻しトルク計測モードです。 Dr.トルクでしか計測できない、緩め回転でのトルク最大値が計測でき、正確な戻しトルクが計測できます。


角度計測
コントロールパネルに内蔵された超小型ジャイロセンサーにより角度分解0.2°で中心の回転角度を計測します。 SCHATZ独自の角度検出法で、かなりの締め付け速度にも対応できます。

CEUS 8.2統合ソフトウェアー

コンピューター・フローチャート
compyuting image

お手持ちのコンピューターにレンチ附属の専用RS232ケーブで繋ぎ、計測パラメーターをレンチに転送して計測し、その計測データをコンピューターに送り評価分析が簡単に、しかもビジュアルで行なうことがでます。

計測ソフトウェアー
input screen 計測パラメータ(目標トルク、角度、較差など)をキーボードから入力するスクリーンです。 OSはWiindows XPが搭載されていますから入力はいたって簡単です。 マウス操作で必要な入力ができます。

タクスバー、あるいはアイコンをクリックするだけで必要な領域を呼び出すことができます。 入力が可能な場合は、背景色が真紅に変わりますから、その中で必要な項目を選び入力していきます。

分析評価ソフトウェアー/トルクカーブ
curve graph 計測後に、トルクカーブをワンクリックで表示させることができます。  x軸、y軸もトルク/時間/角度から任意に設定できますから、必要な分析が正確にビジュアルにできます。 マウスで解析が必要な部分を任意に拡大できますから、より正確な評価が可能です。

simucurve トルクカーブは、今まで計測したカーブを一つのグラフで表示できますから、増し締め計測の傾向を把握するのに大変役になる機能です。

分析評価ソフトウェアー/統計的分析値
xbar chart 統計的分析を行うため、x、xバー、Rレンジ、Cp/Cpkチャートなどが指定した任意の期間でグラフ表示させることができます。 必要なグラフを表示させ、その傾向を見るだけで工程上に何か問題が無いか、不具合製品を製造する前に対処できます。



analyze screen 一つのスクリーンに、グラフと統計分析に必要な数値データが表示されます。 このスクリーンで必要なグラフの検討をします。

増し締め計測を使い、品質保証と工程保証を確実にし工程の傾向を分析評価する必要なデータが表示されています。

histgram 増し締めトルク計測結果のばらつき度合いを示しています。 ガウスカーブが±3σ内でxバーを頂点とした左右対称の高く狭い山を描いているかどうか確認します。 

このカーブがなだらかで、その裾野がガウスカーブを大きくはみ出ているような場合は、製造工程に何らかの問題が発生しており、早急に工程チェックが必要になります。

証明書発行ソフトウェアー
certification CEUS 8.2には試験報告書のテンプレートが二十種ほどあり、ユーザーが必要とする書式を選択することができます。 あるいは、パワフルなレポートビルダーを使い独自の書式を製作することもできます。

レポートビルダーを使い、テンプレート書式に独自のロゴの挿入や、不要項目の削除などセミオーダーの書式も製作できます。

グローバルスタンダードでは、この試験報告書は3年間保管することが義務付けられています。

Dr.トルクには、単なるデジタル・トルク/アングルレンチでは無く、これ一台でマイクロプロセッサーコントロールの豊富な計測モードと、パワフルな統合ソフトCEUS 8.2の組み合わせにより、ほとんどの工程保証作業が完結できます。

ヒューマンスキルの優劣の排除

led movement トルク/角度が設定された計測モードでは、誰が行っても正確で簡単に行える方法を、Dr.トルクは搭載しています。

コントロールパネルの液晶ディスプレイの上にある6個のLEDで検査員に試験状態を知らせます。 LEDは左から目標トルクの20%-40%-60%-80%とトルクが上昇すると順次点灯して行きます。 トルクが80%になるとレンチのハンドルに大きな振動と振動音と、アラーム音が発せられます。 更にトルクを加えると、95%近くになると別枠に入っている5個めのLEDが青色に点滅し、目標トルクに達すると緑に変化して点灯します。 アラーム音は目標トルク近くで小刻みな信号音となり音からも目標トルクに近いことが試験員にはわかります。

トルク、あるいは角度、その両方が設定値から外れると6個目の赤い三角枠に入ったLEDが鮮やかな赤色で点灯し、検査員に計測NOKを知らせます。

視覚からの情報はLEDと液晶に表示されるトルクと角度の数値、聴覚はアラーム信号音の変化とハンドルから伝わる振動音、触覚(皮膚の振動感覚)と三つの感覚に訴えて、誰にでも計測できエラーの入り込む隙を最小限にしています。 コントロールパネルは左右60°スイベル回転しますから、どのような場所の計測でも作業者から正面で見える位置で作業できます。

豊富なエンドツール
tool end 検査するボルトにより変更できる豊富な種類のエンドツール、ボアゲージがDr.トルクに合わせてありますから計測前に設定を変更する必要は全くありません。 

検査するボルトの状況に合わせ選択できます。


Dr.トルクのもう一つの利点
1台の計測トルク範囲が広いことです。 2〜25Nm、10〜150Nm、30〜300Nm、100〜600Nm,100〜1000Nmの5タイプがあります。 例えば、10〜150Nmのタイプは、自動車メーカーのボルトジョイントの80%以上をDr.トルクこのタイプ1本でカバーできるほどです。

CEUS 8.2ソフトウェアーは導入時の1本につければ、それ以後の追加のトルク/アングルレンチにはつける必要がありません。 CEUS 8.2ソフトウェアーは、同時に複数のレンチを操作できる機動性の高いソフトウェアーです。

現在市場に出回っているトルク/アングルレンチは数多くありますが
VDI 2645-3の計測ができるのは、Dr.トルクだけです。

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● デモ機がございますので、貴社のラインサイドで実際に増し締めトルクが計測できます。 
お気軽にシャッツ ジャパンまでお電話ください。 是非、従来の方法と見比べてください。 
                        tel 058-398-1433




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