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ファスナーコンポーネントの分析評価
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全く同一トルクなのに、異なる軸力?

SCHATZ® −ANALYZE と分析ソフト testXpert ® を使い, 品質管理を実行してください。

もし、あなたが品質証明書を提供することが日常的な活動のうちの一つであるならば、あなたはボルトジョイントの問題に精通しているでしょう。 そして、チェック項目は;

   ボルトの自然発生的な緩みと脱落
   ボルト、ナットの緩み
   金属疲労によるボルト、ナットの破壊

になるでしょう。 

SCHATZ®-ANALYSE と test-Xpert ® は、さまざまな摩擦状況下でのボルトが発生させる軸力、トルクと締め付け角度の間の関係を解析し、締め付け品質管理の一助となります。

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グラフ分析
   - トルクとアングル(締め付け角度)
     - ボルトの発生軸力
       - ネジ部の摩擦
         - ボルト(ナット)座面の摩擦
           - 降伏点
             - 破断点

そして、これ以外にあなたが必要とするあらゆるパラメーターが同時に得られます。
friction
部品の組み付けを確実にするための必須条件は、締め付けトルクとボルトが発生する軸力の関係を解析し、それらが最大の効果を発揮する条件を見出すことです。

これを実現するためには、的確なセンサーテクノロジーが必要です。そして、それは複数の要素を記録し、それらを関連付けて分析/解析し、ビジュアル的に理解しやすい表示をしなければなりません。

想定されるあらゆる状況を再現するための正確なモーターコントロールと、柔軟性に富んだ操作性の高いソフトウェアーも要求されます。

test-Xpert ® は、このような要求に合致する包括的なソフトウェアのパッケージシステムです。各企業の異なった要求に対応する簡単な入力システムと、その条件の試験手順に従った自動計測と結果分析を提供できます。

SCHATZ ® -ANALYSE システムと専用ソフトウェア test-Xpert ® は、ボルト締結の基本要素を分析するだけでなく、実際にラインで使用されるツールを使用して設計軸力が本当に達成されているか、そしてツールやボルトナットが適正であるか確認でき、機械の本当の品質管理を可能にする実験装置です。


VDI 2230 ハイデューティーボルトジョイントの系統的計算法
2230
現在一般的に持ちいれられている締付け技術は、間接的にボルト内に発生する軸力を計測するものです。 摩擦による軸力とトルクの関係を試験測定する方法を規定しています。

ISO16047 ファスナートルク/クランプ力試験。
bolt, std
ファスナーコンポーネント(ネジ、ボルト、ナット)の性能を分析することの最も重要な要素は、トルクと軸力の関係を特定することです。 この分析試験方法を規定しているのがISO16047です。

この試験の分析目的は、リストの締め付けパラメーターの値を確定するものです。
― 総摩擦係数
― ネジ部摩擦係数
― ヘッド座面、あるいはナット摺動面摩擦
― 降伏限界点での軸力
― 破壊力 


ISO2320 プリベーリング型鋼製六角ナットー機械的性能特性の特定試験
prevailing nut
プリベーリング(緩み止め)ナットには、ナットに負荷が掛かっていなくても摩擦係数を増加させるために、プラスティック部品を取り付る、あるいはナットかナットの特定部分を変形させることが多いようです。

ISO2320で、プリベーリングトルクナットの試験方法と、それに関連する限界値を規定しています。


VDA 235-203 実際に使用された試験標準
vda235-203
製造ラインでの緩み止めの状態は、常に研究室での状態とは一致しないものです。 特に、実際の製造ラインでは研究室での実験に比べ回転数が高い締め付けが行われます。 特に重要な部品の組み立てにはツーステージで締め付けられるようになってきました。

実際の製造条件でファスナーコンポーネントをチェックするためには、全ての関連する条件を再現しシミュレーションすることが最も重要です。
― ファスナーコンポーネント(ボルト、ナット)
― ボルトヘッドとナットの摺動面の状態
― 目標トルクに達成するまでの締め付け回転角度
― ファスナーコンポーネントの噛み合い長さと、ネジ結合の深さ
― スクリュージョイントの締め付け工程の速度と順序

VDI 2230〜ISO16047説明へ



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